累-かさね- 鬼気迫る圧巻のラストは必見!映画感想※ネタバレ最小限

本日(9月7日)公開した映画

「累-かさね-」

今日は知人に誘われて、珍しく公開日に観に行きました。

この作品は松浦だるまさんの漫画「累-かさね-」が原作だそうで、私は基本的に漫画を読まないため原作は未読です。

こういった漫画等が原作の映画も普段は観ないのですが、今回は友人に誘われたという事と、あと何となく気になる作品だったので重い足を運んだわけです。

結論を先に述べると、なかなか楽しめました!

期待をかなり上回り、大満足です。

今回はですね、この作品の簡単な紹介と感想を記事にしたいと思います。

これから鑑賞を検討している方に向けた内容なので、ネタバレは最小限にとどめます。

作品に興味をお持ちの方は、観賞を悩んでいる方は、ぜひお読みいただければと思います。

作品情報

あらすじ

絶世の美貌を持ちながらも女優として大成できない丹沢二ナと、天才的な演技力を持ちながらも顔の傷のため容姿に対する強いコンプレックスを持つ淵累。

そんな二人が、キスをすると顔が入れ替わるという魔法の口紅を手にする事で物語は始まる……。

スタッフ

監督:佐藤祐市

元々はテレビドラマの演出家として活動していたが、2005年からは映画も手掛ける。

代表作はキサラギとストロベリーナイト。

原作:松浦だるま

1984年生まれの漫画家で、連載デビュー作品は本作品の原作「累」。

幼少期より漫画に囲まれた生活を送る。

脚本:黒岩勉

映画「LIAR GAME」シリーズなどで脚本を務めた実績あり。

物語の登場人物

丹沢 二ナ(土屋 太鳳)

本作の主人公。絶世の美女(という設定)。

事情があり、舞台女優としての芽は出ていない。

口紅の力を使い、累と顔を交換する。

淵 累(芳根 京子)

本作の第二の主人公。いや、こっちが第一か?

口が右側に裂けており、自身の容姿に強いコンプレックスを持っている。

演技力にかけては天才的。

口紅の力を使い、二ナと顔を交換する。

烏合 零太(横山 裕)

才能豊かな舞台演出家。

丹沢二ナと淵累の二人で取り合いになる。

イケメン枠。

淵 透世(檀 れい)

絶世の美貌と天才的な演技力を併せ持つ元スーパー女優。

累の母。

すでに死去している。

羽生田 釿互(浅野 忠信)

丹沢二ナのマネージャーで、謎が多い人物。

口紅の力を知る唯一の男。

露骨に怪しく胡散臭いキャラ。

淵 峰世(筒井 真理子)

累の伯母。

透世の死後、遺産目当てで累を引き取る。

累の容姿を蔑んでいる。

出番は少ない。

丹沢 紡美(生田 智子)

二ナの母親。

出番は少ない。

富士原 佳雄(村井 國夫)

世界的に高名な演出家。

感想・見所(ネタバレ最小限)

感想

え、なにこれ普通に面白かったんだけど。

私は普段ほとんど邦画を観なくて、とくに漫画やテレビドラマが原作の作品は基本スルー……のはずなんですが、この作品はなかなかの当たりでした!

話は唐突に始まり、開始5分程度で物語のキーである口紅が登場します。二人の過去や境遇は後々語られることになり、とにかく早々に顔の交換が行われるわけですよ。

個人的に、序盤は少し冷めた心で観賞していました。設定はともかく、登場人物の性格もいかにも漫画らしく、「やっぱりこういう作品かぁ」という微妙な心境だったんですよ。

が、しかし。しかしですよ。中盤以降からは話が加速し、ややサスペンス風な展開に。二人の本性も徐々に露わとなり、そして物語のメインテーマも明確になってきます。

このメインテーマというのがとても重要で、話のテーマや流れ、二人の主人公の境遇などすべてに一貫性があるのです。このまとまりの良さは見事!

これ以上はネタバレになるため、この程度に留めておきます。

ラストのシーンも圧巻で、とても完成度の高い作品でしたよ。

見所(印象に残った点)

ネタバレを最小限にとどめたうえで、本作品の見所をあげていきます。

1.2人の主役を務めた女優

主演を務めた土屋太鳳さんと芳根京子さん。

この若い二人は頑張りましたね。

「口紅をつけてキスをすると顔だけが入れ替わる」という難しい設定。まあ、声も入れ替わっているのですが。

つまりこの2人は、「丹沢二ナ」と「淵累」という両方を演じる必要があったのです。

表情や口調だけでどちらを演じているかを表現しなくてはならない。

難しい役を見事にこなしました。

2人の好演に拍手です!

2.ラストシーン

ネタバレになるので詳細は伏せますが、ラストシーンは見事でした。

物語のテーマと話の流れが見事にマッチし、女優の演技力も見事。

これぞ映画の醍醐味ですよ。

このシーンは映画館での鑑賞を強く勧めます!

3.土屋太鳳と横山裕の顔が似ていた

イケメンキャラとして登場していた烏合零太を演じた横山裕。

主人公二人が取り合いするのですが、なんというか…。

土屋太鳳と横山裕の顔って、なんか似ていませんか?

一番似ているのが鼻の形。

あと、唇のポテッとした感じも。

どうでもいいけど気になりました。

4.烏合零太の扱い

(笑)

関連情報

原作「松浦だるま|累」

原作は松浦だるまさんの漫画「累」。

映画と同じタイトルですね。

ちなみに映画の公開は本日「2018/9/7」でしたが、なんと漫画の最終巻である14巻の発売日も本日なのです。

映画がとても面白かったので、機会があればぜひ原作も読みたいですね。

主題歌「Aimer |Black Bird」

主題歌はAimerさんのBrack Bird。

日本の女性歌手で、詳細なプロフィールは非公開のAimerさん。

幼少期から音楽に囲まれた生活を送るも、15歳の時に歌唱による酷使が原因で声帯を傷めてしまう。

その後は発声をしない状態で半年間過ごし、また回復後は声帯に負担がかからない発声法をマスターし、現在の声質を習得しました。

監督「佐藤祐市」の他の作品

今回、見事な作品を作り上げた監督の佐藤祐市さん。

これまでの代表作は「キサラギ」と「ストロベリーナイト」で、私は二作品とも鑑賞済みです。

とくに「キサラギ」は絶妙な伏線と飽きさせない軽快なテンポで、非常に完成度の高い作品となっています。

「キサラギ」を無料で視聴するならdTV

「ストロベリーナイト」を無料で視聴するならU-NEXT

いずれのサービスも無料トライアルが体験できるので、これらの作品を視聴したい方はぜひ今のうちに!!

まとめ

以上、ネタバレを最小にとどめて作品紹介をいたしました。

いや、本当になかなかおすすめですよこの作品は。

前述したように、序盤は少し漫画っぽい展開で冷めていましたが、中盤以降はガッツリとのめり込みました。

テーマが最後までぶれなかったのが素晴らしいですね!

それでは皆さん、ぜひ機会があれば映画館でご鑑賞ください。普段邦画は観ない…という頑固な方にもおすすめですよ。

~原作~

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