【悲劇】ペトロシアンがチンギス・アラゾフを完封【ベラトールキックボクシング】

2018年7月14日、イタリア・ローマ。

世間一般に知られることはありませんが、キックボクシング界においてはとても眠っていられない程のスーパービッグマッチが実現しました。

bellator kickboxing ROME にて組まれたカード

ジョルジオ・ペトロシアン vs チンギス・アラゾフ

格闘技ファンにはご存知のお二人と思われますが、一応簡単に説明しておきましょう。

ジョルジオ・ペトロシアンはK-1 WORLD MAX の後期に現れた天才ファイターで、アンディ・サワーなどそれまでK-1で活躍していた強豪選手達を子供扱いし、キックボクシング界に衝撃を与えました。本来であれば魔裟斗選手の引退試合の相手になる予定でしたが、しかし都合よくペトロシアン選手が負傷したため、対戦は幻に終わっています。完璧と言われるテクニックを誇り、キックボクシング界歴代PFPとの呼び声も高いコンプリートファイター。

対するチンギス・アラゾフ選手は、新生K-1で無双状態になっている現代最高峰のキックボクサー。柳のような柔らかい動きが特徴的で、魔裟斗氏には「ペトロシアンのバージョンアップ」とも言われたほど。

そう、つまり今回の対戦は新旧K-1王者対決なのです。これは楽しみですよね。現在の新生K-1は全体的なレベルは低いですが、アラゾフ選手の強さは本物。この戦いを制した者が世界一を名乗るのにふさわしいでしょう。

さあ、はたして結果は…。

……。

ペトロシアンが大差の判定で完封勝利

やはりペトロシアンは強かった!

いや、想像以上の強さだった!

チンギス・アラゾフをまさかの子供扱い

試合は予想以上に一方的な展開に

序盤は静かな立ち上がり。少し手足が長いアラゾフが遠い距離から蹴りを主体に攻撃し、ペトロシアンは入り込むタイミングをはかっている様子で、蹴りvsパンチの対決になるかと思ったが…。

中盤以降にペトロシアンのコンパクトなパンチがアラゾフを襲い始め、完全なペトロシアンペース。

終盤はアラゾフが嫌がって組み付きに行く場面も増えていき、ワンサイドな展開になってしまった。アラゾフのスイッチがあまり見られなかったのが印象的。

いや~…。

ペトロシアンうますぎだろ。「ノーモーション」って言葉があるけど、まさにその言葉が似あう完璧な攻撃。パンチの技術に明確に差がありましたね。

ため息しか出ない。

アラゾフもペトロシアンと比較すると、すごい隙が多い選手のように見えてしまったのがショック。それだけ実力差があるという事か。

史上最強のキックボクサーはペトロシアン

これはもう決定です(私の中で)。

キックボクサー歴代PFPはペトロシアン。

誰も勝てません。那須川天心が同じ階級でも無理です。技術の完成度が違いすぎます。

パワーがある選手が乱戦に持ち込めば、アンディ・リスティのようなラッキーパンチで…ってのもあり得ますが、基本的には誰も勝てません。

こうなったら、お金のあるプロモーターに世界最強トーナメントを開催してほしいですよね。ペトロシアン、アラゾフ、シッティッチャイ、グレゴリアン、スーパーボン、ブアカーオ、あと二人くらい。

まあ、多分ペトロシアンが圧勝しますけどね(ワンチャンあるならグレゴリアンか?)

スゴイ戦いを観れました!

こういう戦いを新生K-1でも…

いや、なんでもないです。

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